あたしと学校と不登校のこと (2005/03/11)


あたしが今通ってる中学校は、
駅~駅は電車で15分ぐらいで、
歩くのを入れると30分くらいで着く、私立の女子校です。
入学当初はそこそこ友達も出来て
特に何の変哲もない学校生活をおくっていた。
だけど、夏休みのクラスで行く合宿で、
仲の良かった友達と些細なことで不仲になった。
それがキッカケで、学校に行きづらいと思い始めた。
そしてあたしは二学期の中ごろに、
気管支炎という病気に罹り、結構長い間学校を休んだ。
物凄く苦しかったけど、その反面"学校に行かなくて済む"とも思った。
病気も治ってきて、症状が見られなくなった頃、
あたしは学校に行きたくない気持ちでいっぱいだった。
それでも頑張って無理して、学校に行こうとしていた。
今思えば、偉かったなって思う。(笑)
中1の2学期末テストが終わって、終業式。
あたしは、心から信頼していた、真優という友達に、シカトされた。
物凄く傷ついた。親友だと思ってた。まさか裏切られるとは思ってなかった。

そしてあたしは、世間でいう"不登校"になった。
お母さんは物凄く心配してくれて
連れて行かれた病院では"起立性調節障害"と言われた。
お母さんの大学時代のお友達で
今は臨床心理士をやっている方(堺さん)に 話を聞いてもらったりして、
なんとか堕ちに堕ちた気持ちも安定してきた。

中学1年の2月、急に真優からメールが来た。
シカトしてごめんっていうことと、した理由。
前みたいに仲良く出来ないかもしれないけど、
あたしに学校来てほしいっていうこと。
何度も何度も、頷きながら、泣きながら、メールを読み返した。
涙が溢れて止まらなかった。
パソコンの前で、ただ、言葉のひとつひとつに泣かされた。
先生に送れって言われて送ってるんじゃないかとか、
学校に来るかどうか他の友達と賭けでもしてるんじゃないかとか、
そんなことも考えた。
だけど、真優のことがすきだったから、すぐに返事を送った。ありがとうって。
そして真優の周りでも、いろんなことがあったということを話してくれた。
あたしが学校に来なくなってから、親や先生と何度も話し合ったり、
真優の彼氏さんが、病気でお亡くなりになったり…。
メールではちゃんと和解出来たし、冗談も言い合えた。
今までのうちらの関係に戻れるかもしれないって、希望すら見えた。
実際に今も、仲良くさせてもらってます:)

中学2年生になって、なった実感はなかったけど、
今年こそ何かが変わればいいなって思ってた。
少しずつ復活(?)に向けて動き出していたし
堺さんにも"元気になってきたね"って言われたり
事情を知ってる近所の人には
"表情が明るくなった"とか"前のまちこちゃんに戻った"とか言われたりした。
勉強に関して少し焦りを覚え始めて、通信教育を始めたりして。
そして中2の2学期、始業式
あたしは中1の3学期から続いた"不登校"に終止符を打った。
こう言うとそんなに長い期間ではなかったようだけど、
堕ちてた分だけ長く感じた。
たくさんの人たちがあたしを迎えてくれて
自分にはこんなにたくさん友達がいたんだと、嬉しくなった。
今は少しずつしか行けないし、朝一には行けないけど
前より状況は断然良くなってきました。
中3になって、真優と同じクラスになれたらいいな、なんて。

今の学校は中高一貫で、
出席日数や成績には関係なく
中学は卒業出来て、高校に上がれるんだけど、
あたしはこの学校の高校に行く気はありません。
いろんなところであたしに合わないと思うし、
こんなに勉強出来なくなってしまったあたし
この学校の単位を取ることは難しそうだからです。
あと、お母さんが見つけてくれた、
都立で、内申がなくても行けて、
不登校生や高校中退者を積極的に受け入れている学校(O高校)が良さそうなので
その学校への受験を検討しています。
ちなみに筆記試験はなくて、作文と面接だけなのですー。
とりあえず今は、体調を整えて、
前向きに頑張ることが大事だと思っています☆彡

2005/03/11

名前を奈津→真優に変更しました。
(2005/12/22 追記)