小さな詩

今が永遠になればいいと何度も思った
君が遠くなってくことをずっと拒んでた
でも君は僕のことを必要としてなかったのかな…

涙色した街の中で声を嗄らして叫ぶけど
もう君には届かない
僕はずっと君の手を離したくなかったんだ

待ってと言っても君は待ってはくれないし
愛していたのも僕だった
でも僕はどこかで君を信じていたんだ…

涙色した街の中で声を嗄らして叫ぶけど
もう君には届かない
僕はずっと君の手を離したくなかったんだ…

ひとり静かに涙を流す
街の光が目に痛い
苦しさに紛れてウタ唄う
わかってるけど求めてしまう…君を

今以上を求めるけど
今を失くすのが怖くて
いつも目を瞑ってしまうの
君が手を取ってくれれば 生ける気がするのだけど…


2004年5月4日