ふたり

足早に過ぎ去る時間の中で
ただ君と手を繋いでいたい
ゆるやかな風の流れのように
ただ君を愛し続けてたい

水面に映る 光のような
遠くに揺らぐ 光のような
ゆっくりと一歩踏み出して
笑っていられれば あたし、じゅうぶん

足早に過ぎる人の群れに
逸れそうになるときもあるよ
そんなときあたし君の傍で
ただ君と一緒にいたいんだ


2004年10月11日