矛盾点

もう世界と繋がらなくてもいいよ
なんて、突き放してみたりして
独りきりでいるのは怖いくせに
人に触れて傷つくのを恐れてる

助けて なんて言葉が届かない
だってもっと助けを必要としてる人がいるから
あたしなんか助けてる暇ないのよ
わかってるよって笑ったら
ねぇ、あなたは許して去って行くのかしら

誰にも知られずに消えてゆく星みたいに
あたしは静かに消えてゆくのかと思うと
突然、あのひとに逢いたくなった
あのひとと手を繋ぎたくなった

あたしの矛盾点
数え切れないほど多くて
それすらも抱きしめてくれる人を
探しています


2004年12月22日