ぽろぽろなみだ
泪があふれてとまらなくて
自分の存在価値なんてわからなくて
自己嫌悪のど真ん中にいたときの
あなたのてのひらの温度が
やけに胸に沁みて
死にたくないとおもった
つまらないことですぐにつまづいて
そのたび哀しみはつのるけど
この泪はいつか
あたしのこれからの道の中で
なにかの糧になるって
信じたいから
泪があふれてとまらなくて
生きてゆく意味なんてわからなくて
もう何もかもなくなればいいと思ったときの
あなたの言葉のぬくもりが
やけに胸に沁みて
生きてゆこうと思った
あたしはこの張り裂けそうな想いを
こんなにひらべったい言葉で
表現することでしか
あなたに伝えられないけど
きっと伝うって
信じたいから
2005年3月5日