廻る世界

必要とされている、としても
わたしのできることは限られていて
だからといって"限られているから無理よ"と
わらえる力もなくて

現状の回復は、遠く淡く
祈るだけ、わたし、滑稽な姿

光を放つものに惹かれて
眩しさを感じずいつの間にかみえなくなった

必要とされていない、としても
わたしはいきることしか出来なくて
だからといって"ひとりでも生きられるよ"と
わらえる自信もなくて

現実の感情は、鈍く響く
涙だけ、わたし、どうしようもない

輝き耐えないものに惹かれて
自分も輝こうとしたことが間違いだった

結局いくら喚いても世界は廻り続けるんだ


2005年6月10日