雲がゆめに泣いて
おとした泪が傘に流る
なんて軽やかで かなしい旋律

くうきがふるえるのは
きっとぼくのすきなうたが
どこからか ながれているから

かぜが髪を吹いて
たたいた音が頬に響く
なんて爽やかで せつない旋律

くうきがふるえるのは
きっときみをすきなぼくが
いつからか くやんでいるから


「雲が泪」070218