あの頃は、きみの言葉のすべてを
一言一句聞き逃さないようにしていたよ
いまはきみの声すら聴こえない

***

あたしの未来の中で、誰があたしと手を繋いでくれてるんだろう

***

夕日の影も、視線の先も、特別がんばって聞き取っていた声も、
展示会で1番釘付けになった絵も、応援の言葉も、
怒ってみたり、笑ってみたり、ありがとうって言ってみたり、
愛しいあたしの思い出の場所の隣も、
全部、きみだった。

***

何年か後にまた会っても、きっと愛しいと思わないように

***

雨に濡れた土の匂いが、
あの日の夢をフラッシュバックさせるの

***

きみのすべてが、あたしの夢で
きみのすべてが、あたしのすべてだった

***

笑顔じゃなくてもいい
涙でも愚痴でも八つ当たりでもいい
本当のきみを、感じたいの

***

誰かが隣で手を繋いでくれているだけで
こんなに強くなれるってこと、知らなかった

***

幸せすぎる時は、ちいさな幸せが見えないのよ
些細なことでも幸せにかんじられる今が、
本当は幸せなのかもしれない。

***

きみは"ひとの愛し方"は教えてくれたのに
"愛しい想いの忘れ方"は教えてくれないんだね
ねぇ、いじわるなひとね。

***

繋いだ手で、"また会えるよね"って確かめた

***

しずかに、たしかに、あたしをみつけて
きょうも、あしたも、あたしをみつけて
ひとりじゃとても、いきてゆけない

***

あなたがやさしすぎるから
いつからかあなたの言葉を信じられなくなってしまったの

***

いつかはこの思いを忘れてしまうということが、ひどく、怖いの

***

あの日きみに言えなかった言葉が
あたしの中でぐるぐるとまわって
いまでも忘れられずにいるの
ねぇ、言ってしまえば楽になったのかな

***

きみのことを考えるだけで胸がくるしくなるよ
後悔とか苦い感情ばかりわきあがる

***

きみの視線の先にあたしがいないことなんて
ずうっとまえから知っていたよ
きみはそうやっていつも、
あたしじゃないひとを愛おしそうにみつめるんだね

***

きみが傍にいるだけで幸せだったのになぁ…

***

いま思えば、初めてきみの名前を聞いた日から
あたしはきみにみえない力で惹きつけられていた

***

"わすれないで"がわがままだとしたら
あたしは何もきみにお願いできないね
ねぇ、わすれないでいてよ…