あの頃は、きみの言葉のすべてを
一言一句聞き逃さないようにしていたよ
いまはきみの声すら聴こえない
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あたしの未来の中で、誰があたしと手を繋いでくれてるんだろう
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夕日の影も、視線の先も、特別がんばって聞き取っていた声も、
展示会で1番釘付けになった絵も、応援の言葉も、
怒ってみたり、笑ってみたり、ありがとうって言ってみたり、
愛しいあたしの思い出の場所の隣も、
全部、きみだった。
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何年か後にまた会っても、きっと愛しいと思わないように
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雨に濡れた土の匂いが、
あの日の夢をフラッシュバックさせるの
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きみのすべてが、あたしの夢で
きみのすべてが、あたしのすべてだった
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笑顔じゃなくてもいい
涙でも愚痴でも八つ当たりでもいい
本当のきみを、感じたいの
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誰かが隣で手を繋いでくれているだけで
こんなに強くなれるってこと、知らなかった
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幸せすぎる時は、ちいさな幸せが見えないのよ
些細なことでも幸せにかんじられる今が、
本当は幸せなのかもしれない。
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きみは"ひとの愛し方"は教えてくれたのに
"愛しい想いの忘れ方"は教えてくれないんだね
ねぇ、いじわるなひとね。
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繋いだ手で、"また会えるよね"って確かめた
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しずかに、たしかに、あたしをみつけて
きょうも、あしたも、あたしをみつけて
ひとりじゃとても、いきてゆけない
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あなたがやさしすぎるから
いつからかあなたの言葉を信じられなくなってしまったの
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いつかはこの思いを忘れてしまうということが、ひどく、怖いの
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あの日きみに言えなかった言葉が
あたしの中でぐるぐるとまわって
いまでも忘れられずにいるの
ねぇ、言ってしまえば楽になったのかな
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きみのことを考えるだけで胸がくるしくなるよ
後悔とか苦い感情ばかりわきあがる
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きみの視線の先にあたしがいないことなんて
ずうっとまえから知っていたよ
きみはそうやっていつも、
あたしじゃないひとを愛おしそうにみつめるんだね
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きみが傍にいるだけで幸せだったのになぁ…
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いま思えば、初めてきみの名前を聞いた日から
あたしはきみにみえない力で惹きつけられていた
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"わすれないで"がわがままだとしたら
あたしは何もきみにお願いできないね
ねぇ、わすれないでいてよ…