きみはきっと、知らないだろうね
あたしがきみを"特別"に思っていること
きみはきっと、思っているだろうね
"ただのクラスメイト"の1人だったって事

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きみのいまを欲しがることはわがままだってわかってるけど
せめて思い出の中でだけでも、生きていたい

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"かわいいね"って言われたとき
"オシャレだね"って褒められたとき
嬉しくなって笑って、きみの顔が浮かびます
きみに会えたら、きみもそう思ってくれたらいいなぁ

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あの頃の日記には、きみの名前
あの頃の写真には、きみの笑顔
きみの事ばかり考えていたなんて過大な表現だけど
きみの事ばかり考えていれば幸せだった、あの頃

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振り返って懐かしんでばかり
そろそろ前を向かなくちゃ

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手が、腕が、声が、顔が、背中が、
作り出す絵が、文章が、言葉が、
すべて愛おしかったのに…
きっともう戻らないなぁ

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遠くに行ってしまったから
戻れない道を歩み始めてしまったから
あたしはきみの隣を歩く事は出来ないけど
それが出来た時を想って、
いまは違う道を、歩いているよ

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きみと同じクラスになった春
きみを夏祭りで見つけた夏
きみと体育祭で一緒に走った秋
きみの体温を求めた冬
季節が巡っても、きっと変わらないと思っていた、あの頃

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直視したくない現実のせいで
あたしは過去を思い出してばかりだよ
きみを思い出してばかりだよ

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「そういえばこないだあのひとに会ったよ」
そんな些細な会話にも反応してしまう
心のどこかであのひとをさがしてる

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何気ない会話の中に、きみの名前を使う事は
まだすこし勇気がいるよ

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1歩踏み出すこと、なんて
口で言うのはとても簡単だけど
実際に行動にうつすのは、とても困難だね

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どうしたらきみはあたしを恋愛対象としてみてくれるんだろう

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ねぇ、風が夏になったよ。
九州の方では台風が上陸したんだって。
そろそろ海やスイカや花火とか、
そういうものが恋しいね。
ねぇ、きみは、いまなにを思ってる?

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覚めないでって、忘れさせないでって思う夢ほど
すぐに脆く消えてゆくのね
あの頃の、日々のように

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わすれないよ
きみがいた、大切な時間
わすれないよ
きみの些細な癖や、笑ってくれるやさしさ
わすれたくないよ…

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あっけらかんと笑って別れたね
きっとあたしたちの別れなんて、誰も気に留めてなかった
きみでさえも、あたしでさえも。
それがいま、こんなにもくるしいよ

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大すきなあなたへ
あたしはいまもあなたへの声を紡いで詩にしています

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目にみえないものは、ずっとみえないと思ってた
だけどあのときわたしたちの心の距離がみえたよ。
ねぇ、なんであなたはそんなに遠いのかなあ…

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愛ははぐくむもので、与え合うものだとか、
恋は自分の欲だとか、そういう事をきいた。
あたしのあのひとへの気持ちが愛か恋かそれとも友情かなんてどうでもいい。
あたしはあのひとをつかまえたい。