倒れそうになった瞬間に
あのひとの顔が浮かんだ
あのひとのいる世界で、まだ生きていたいよ…
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あの日の笑顔がモノクロにならないうちに
きみの最新映像を目に焼き付けておきたいよ
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きみが隣にいて、あたしの手を握ってくれて、
あたしは想いを伝えられた。
そんな淡い夢を見た。
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きみが笑う。
ぼくも笑う。
この世界にそれ以上の幸せがあるなんて思えない。
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踏み越えられたって
押し潰されたって
枯れない野の花の強い力を
ねぇ、あたしにわけてよ
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ごめんなさいと言えば
あなたはまた笑ってくれますか
別にいいよ、って、あの日と同じ顔で
わたしを見てくれますか
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きみの笑顔ややさしい言葉が
すべてわたしに向けられればいい
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逢いたいって言ったら泪が零れた
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きみの名前を何気なく口にする事は
まだ勇気がいるけれど
きみの名前を繰り返すだけで
どうしてか、心にあたたかな光が灯る気がするよ
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あの頃のすべてはきみと一緒にいるためだった
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お願いだから、遠くに行かないでね
わたしにすこしの勇気が芽生えるまで
走っていける距離にいてね
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"忘れないで"って言ってもいいのかなあ
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掻き消されそうな残夢に縋り付くなんて
哀しいだけだけど
だけどそれでも…
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もうあなたの記憶の中にあたしがいないとしても
あたしの中からあなたは消えない
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季節がかわっています。
だんだんと、寒くなっています。
体調を崩したりしていませんか。
風邪をひいたり、していませんか。
どうかあなたは、幸せに、元気に、
あなたの未来をつかまえてください。
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もう逢えない
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冷たい雨が頬を濡らすよ
強い風が掌を冷やすよ
きみの声だけが、あたしを満たすよ
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零れ出した想い
掬いあげてよ、拾いあつめてよ
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溜め息に溶けていく後悔
泪に溶けていく寂寞
彼はいない
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夢をみるなんて強いひとのすることなのよ